本日の話題アーカイブ
酸蝕症
酸蝕症とは

歯の形が変わった、低くなった、色が茶色くなったなど歯の変化や、しみるなどで初めて気が付く方もおられます。

通常、口の中は唾液によりほぼ中性に保たれています。酸性の飲食物が口の中に長時間滞留すると歯が溶けていきます。 加齢に伴い、天然の歯でも徐々に摩耗したり酸で溶けていきますが、極端に進行が進むと上記のような症状で気が付きます。 他、嘔吐など胃液により症状が出たりもします。

酸は歯を溶かします

酸性食品(ミカン・レモンなど柑橘類)、酸性飲料(コーラ、炭酸水)、黒酢の過剰摂取によりカルシウムを含む歯は溶けていきます。



また、酸性飲料に含まれる糖分により虫歯にもなります。
酸蝕症への対応

まずは食事指導が必要です。酸性食品を過剰にとらない、だらだらと飲み続けない、飲料の摂取後は水などで口をゆすぐなどして中性に近づけることで極端に症状が進む環境を防ぐことができます。

しみるなど日常生活に影響を及ぼすことがある場合、材料で覆う、または冠の作製で対処することになります。

オーラルフレイル
口の機能低下
『オーラルフレイル』(=オーラル(くち)+フレイル(虚弱))とは、健康な口 と 治療が必要なほど機能低下した口 の間の状態。 かみにくさや食べこぼし、むせなどが生じます。高齢者の約4割が当てはまるとの調査結果もあるそうです。

口の機能低下が進行すると全身の体力や気力が弱まるフレイル(虚弱)や要介護認定、死亡のリスクが高まるとのことです。

オーラルフレイルのチェック項目
歯の数 自分の歯が19本以下
かむ力 半年前と比べて硬いものが食べにくくなった
飲み込む力 お茶や汁物でむせることがある
口の乾燥 口の渇きが気になる
滑舌低下 普段の会話ではっきり発音できないことがある
※2つ以上該当すると口の機能低下の危険性
口腔機能低下症の検査
上記チェック項目に当てはまる場合は口腔機能低下症の可能性があります。

当院では口腔機能、いわゆる「食べる力」を検査するキットを揃えております。 興味がありましたら当院スタッフまでお気軽にご相談ください。

参考:日本老年医学会「オーラルフレイルに関する3学会合同ステートメント
ガムピーリング
ガムピーリングは、紫外線やタバコなどで生じた黒ずみのある歯茎を健康なピンク色の歯茎に戻す治療です。
歯茎の黒ずみが気になる
  • 笑った時に歯茎が黒く見えるのが気になる
  • 口呼吸をしていて、歯茎が黒ずんでいる
  • 喫煙者または家族に喫煙者がいる
  • 日焼けなどで歯茎が黒ずんでいる
  • ホワイトニング後、黒ずんだ歯茎のコントラストが強くなった
歯茎の黒ずみは表面のメラニン色素によるものなので、 ガムピーリング治療により黒ずみを含んだ歯茎の表面が剥がれ、きれいな歯茎が再生されます。
  • 笑った時に歯茎が黒く見えるのが気になる
  • 口呼吸をしていて、歯茎が黒ずんでいる
  • 喫煙者または家族に喫煙者がいる
  • 日焼けなどで歯茎が黒ずんでいる
  • ホワイトニング後、黒ずんだ歯茎のコントラストが強くなった
歯茎の黒ずみは表面のメラニン色素によるものなので、 ガムピーリング治療により黒ずみを含んだ歯茎の表面が剥がれ、きれいな歯茎が再生されます。
ガムピーリング治療
フェノール(漂白剤)と無水アルコール(中和剤)を使い、1回3セット、1セット10分程度の処置を行います。
上下顎で
¥10,000円(+税10%)
です。

フェノール(漂白剤)と無水アルコール(中和剤)を使い、1回3セット、1セット10分程度の処置を行います。
上下顎で
¥10,000円(+税10%)
です。
注意事項:
  • メタルタトゥー(金属イオンによる歯茎の変色)は改善できません
  • 歯肉の薄い歯茎の場合、薬品の刺激により歯茎の退縮が起こる可能性があります
  • 処置は2,3回かかることがあります(追加料金不要)
  • 処置後は数時間ヒリヒリと感じることがあります。熱いものや刺激のある食事、喫煙は控えるようにしてください
  • 歯茎の皮が剥けた後、1週間ほどで白くなります
  • 生活習慣(紫外線、喫煙など)により歯茎が再び黒くなることがあります
禁忌: 以下の場合には使用できません。
  • フェノール、アルコールの薬剤にアレルギーのある方
  • 歯肉炎、歯周炎など歯肉に炎症のある方
いつまでも自分の歯で美味しく食べるために
噛むことは命の入り口
口は健康のシグナル、全身の病も口と繋がっていると言われています。 日常的な「噛む」ことができなくなった途端「食」が細り、ストレスや健康障害が出てきます。 口を「命の入り口」にするか、「病の入り口」とするか、痛みや障害が出る前に定期的な「専門的な口腔ケア」が必要です。
歯周病と全身の関係
歯周病が原因で心臓疾患 、脳血管疾患 、糖尿病、肺炎 、低体重児出産、骨粗しょう症 など体の様々なところに影響が出てきます。
全身の感染症に関わる歯周病の予防
歯周病の早期発見と早期処置が、様々な全身疾患の改善に繋がります。 そのためには「定期的受診」が欠かせません。 痛みや不具合がなくとも、年に数回は歯科を受診して早期発見に努めましょう。
噛むことは命の入り口!幸せを噛みしめるために!
御来院下さい。

「良く噛めば、キレない、ボケない、健康な体」

※通院困難な患者様へは当院は歯科医師、歯科衛生士による訪問診療をいたしております。
保険の義歯
義歯(いわゆる入れ歯)の再作製について

新しく入れ歯 を装着してから6ヶ月以内に再度義歯を作製する場合、保険が適用されません。
紛失した場合でも、原則として6ヶ月以内は保険適用での再作製はできません。

参考1:厚生労働省HP
参考2:兵庫県後期高齢者医療広域連合
参考3:鹿児島県後期高齢者医療広域連合
治療した歯がどうしてしみるの?
神経がしみるのは体の防御反応

神経がある歯を削ると、必ず削った分だけ神経が表面に近くなります。まして、完全に治療を行おうとすると悪い部分を完全に取り除かねばなりません。

その結果、どうしても神経に近いところまで削る結果となり、治療後は軽い痛みが出たりしみたりするのです。 しかしこれも体の防御反応の一つで、治療後は歯が神経を守ろうとして、神経の周りに象牙質(神経を保護する層)と同じものができてきて、次第にしみなくなります。 このような理由から治療後の不快な症状はむしろ当たり前のことです。

しみなくなるまでの期間もそれぞれの歯により、または、人によってまちまちです。 1~2週間で治まるものから半年から1年ぐらいかかるものまでいろいろです。 日に日にひどくなるのでなければ、特に熱いもの、冷たいものはできるだけ避け、あまり神経質にならず、治まるのを気長に待ってみてください。 しかし、特殊な場合(深い所まで虫歯が進行したもの)として、しみるのが止まらず、やむを得ず神経を取らなければない場合もありますので、主治医と相談してください。

花粉症、アレルギー性鼻炎
舌下免疫療法中の方へ
舌下免疫療法を行っている場合に抜歯や歯周病治療を行うと、傷口から薬剤の成分が多く吸収され、強いアレルギー反応の出る恐れがあります。 使用されている方は必ずお申し出ください(アナフィラキシー様症状で気道が腫れて窒息死する可能性がある)。
薬剤の例:シダキュア®、ミティキュア®、アシテア®舌下錠
また、抜歯や歯周病治療を行う予定の方は、舌下免疫療法の担当医師と相談して下さい。
定期的な歯周病のメンテナンスを
メンテナンスの重要性
メンテナンスは、治療によって得られた口腔内の健康な状態を維持させ、再発を防止することを目的としています。
具体的には、歯周ポケット内の歯周病原因菌であるグラム陰性菌群(Porphyromonas gingivalis等)は、処置した後12~16週で、 元の細菌叢(多種多様な細菌が集まって存在するときの細菌集団全体の呼称)に戻る傾向があります。
そこで、細菌の量が悪影響を起こし出す、つまり、歯周病の再発を予防するためプロフェッショナル・プラークコントロールを行ないます。 歯周病の程度に応じて、その人に応じた今後のメンテナンス・プログラムを決定します。
リコール(次回来院日)を必ず守りましょう
メンテナンス・プログラムに沿ってリコール間隔が指定されます。この間隔は、基本的に3ヶ月とされていますが、 再評価やその人自身のプラーク付着状況(パーソナル・プラークコントロール)の程度によって短くなったり、長くなったりします。 リコールは必ず守りましょう。
もし、リコールでのメンテナンスを定期的に行わないと確実に歯周病が進行したり、再発してしまいます。 (当院は「口腔管理体制強化加算(口管強)」の施設基準を満たしております)
車や家が定期的なメンテナンスによって美しく長持ちするように、口腔内の健康についても同じことが言えます。
  • 良好なパーソナル・プラークコントロールができているか
  • 再発や別の部位に病気(虫歯等)が起こっていないか
などを定期的に診査・診断を受けることが大切です。 これを行うことによって、装着した被せ物を長持ちさせるのはもちろんのこと、歯周病の再発防止にも繋がります。
歯科医師と歯科衛生士、専門スタッフはそれぞれの役割を通して皆様のホームドクター(ファミリーデンティスト)でありたいと願っています。 ぜひ、決められたリコール(次回来院日)と毎日の良好なパーソナル・プラークコントロールを守り、あなたの健康を増進してください。
歯ぎしりくいしばり
次の症状はありませんか?
  • 歯がすり減ってきた
  • 詰め物・被せ物が欠けたり取れた
  • 歯が欠けた、歯が割れた
  • 寝ている時に歯ぎしりの音がすると家族から指摘された
  • 朝起きた時に顎が疲れる
  • 上あごや歯茎の骨が出っ張ってきている
  • 舌に歯の痕が残っている
  • 歯の根元がくさび型に削れている
歯ぎしりくいしばりは、これらの自覚症状以外に歯周病を進行させたり、顎関節症、知覚過敏の原因になったりもします。
マウスピース(ナイトガード)
歯ぎしり食いしばりから歯を守るために、マウスピース(ナイトガード)をお勧めします。
マウスピースをつけることにより歯に加わる力を分散させることができ、歯が削れたり、歯やつめ物・かぶせ物が欠けたり割れたりするのを防ぐことができます。
また、筋肉の緊張の解消や顎関節症の改善が期待できます。
3,000円程度です。
ソフトタイプとハードタイプがあります。